2007年7月6日金曜日

瞑想合宿

瞑想2

瞑想

今日から3日間、新入生を対象にした瞑想会が大学構内で行われ、初日の今日、私も開会式に行って来ました。瞑想会は毎年行われており、シーサケットの郊外にあるお寺のお坊さん4名が大学に来て大学で2泊3日寝泊りしながら指導してくださいます。
さて、今日は朝8時から図書館棟の五階で開会式があるということで、8時前に館内のエレベーターに乗って会場へ向かったところ、そこでちょっとしたハプニングが起きました。乗り合わせた学生は男子が5人、女子が10人ほどで教師は私一人です。 女子学生A「日本人の先生だよ。みんな挨拶して。ほらほら、はやく。」
私「あ。おはよう。サワディーカー!」
男子学生B「おお。先生。」
男子学生C「・・。」(ちらっとこちらを振り返り、照れくさそうにニコニコしながら目で挨拶。) とまあ、そうこうしているちに五階に着いたので皆、エレベーターから降りる準備をして扉が開くのを待っていたところ、なんと扉が開かないではありませんか。 学生たちも私も突然の出来事にびっくりです。   一番丈夫そうな体つきの男子学生が、扉をむりやり開けようとしたものの、一瞬、5センチほど開いてすぐ閉じてしまいました。しかも、その5センチの隙間から見えた景色は暗闇。それを見て皆が一同に「え!ここはどこ~?!」「なんで~。」「どうなってんの?」等など言いながら、女子学生が男子に非常ベルを鳴らすように指示して、非常ベルを鳴らすも誰も応答なし。鳴らしたところで、誰がどこで動いてくれるのだろう。 非常ベルがだめだったので、そのボタンの横にある電話マークのボタンを他の学生が押してみたけれど、案の定、応答なし。大学にエレベーター担当の人がいるなんて見たことも聞いた事もありません。 他の学生が、五階ではなく四階のボタンを押してみたりもしたものの、うんともすんともいいません。しばらく沈黙が続き、待つのもなんなので、私は携帯電話で外にいる先生に連絡をすることに。そしてかばんから電話を取り出そうとした瞬間、突然、扉ががっと開いたのです。狭い空間に閉じ込められた開放感から、私たちは喜びの歓声をあげながら外へ出たのでした。何もなくてよかったよかった。